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カティーサーク号が炎上

カティーサーク号が炎上＝現存する唯一のティークリッパー−英
2007年5月21日（月）16:21

(時事通信)

【ロンドン２１日】消防当局によると、中国から英国に紅茶を運ぶために１９世紀に建造された快速帆船ティークリッパーで唯一現存する「カティーサーク」号が２１日朝、炎上した。（カティーサーク号の資料写真）

１９５４年以来、ロンドン近郊のグリニッジで保存展示されているカティーサークは現在、修理中で、２００９年に展示が再開されることになっていた。消防によると、同日午前６時（日本時間同午後２時）現在、炎上中で、修理のために持ち込まれていたガスボンベが爆発することが懸念されている。

スカイニューズ・テレビは消防士の話として、同号は全体が火に覆われていると報じ、空に向けて火炎が立ち上る様子を放映した。警察が住民を避難させ、付近一帯を封鎖している。

カティーサークは１８７０年に最初の航海を行った世界で最も有名な船舶のひとつである。〔ＡＦＰ＝時事〕